錆色のアーマ 感想

2017.06.08- 舞台錆色のアーマについての感想を書きます。

SeaOpening感想2

SeaOpening感想 その2

清と片桐のセリフの掛け合い以外で

 

 

 

 

 

■女性ダンサーK=清の影
ナオの服のショーのシーン
・ナオによる「お前のここは女の子だろ。その女の子が居場所がなくて泣いてるの。えーんって」→「清の心=女」
・ナオのショーにK(「sea is always opening」と発言した男の彼女)の登場

Kは清の股の間から登場する(非現実的)=清が「生む」再生のものがたり
→Kはその名前の通り、清の影である。各所で、清の正反対の存在として登場する

・気がついたら清が探し求めていた片桐がすぐ横に立っている(非現実的その2)

 

 

■死のメタファー
・「すげー遠く、想像もできないようなとこ」→片桐「想像もできないようなとこか、どこだろうな」

→想像もできないようなとこ=この物語の中では死のメタファー、伏線

 


■死=「突然いなくなる」こと
「すみません、片桐、舞台降板するって」
『すみません、片桐、即死で』
「なんで片桐いなくなったんですか!こっちが聞きたいですよ!」
『なんで片桐死んだんですか!こっちが聞きたいですよ!』

→後から真相を知るとマネの逆切れにも道理が通り、切ない
→死の物語だったことを知ってから見ると、稽古していた芝居が「死」についての僕と奴の物語だったという風に読める

 

 
■らもん(劇中劇の脚本)の叶えたかったこと
らもん「今更だけど、もっと遊んでやればよかった。ずっとあいつ1人だったから」
→片桐の「遊ぼう」
→城田「遊ぼう」(沖縄弁)

実は何周目かの世界なのでは
そして、毎回毎回叶わない運命にあるのでは
だから先手を打って振る、みたいな展開なのでは…??(落ち着け)
そう読まないと、振ったのに「何度も出会う」って落ち着かないんだよ、、
(芝居にでてきたセリフを繰り返してるだけなんだけどね!意味があると読んでしまう)

 


■タイトルの意味
タイトルの出るシーンでの酔っぱらった清が、意味を分かってから見ると切ない
あと、ロゴのOの部分とかポスターとか、髑髏紛れ込んでる…意味怖だよ…

 

 

■城田との追いかけっこ
歌うのは、母にまつわるエピソードの代名詞化してる「はいぬみかじ」

「行って来いよ」
「俺も混ぜろよ」
危ないところで助けに来る、そして城田と片桐は友達
現実のらもん脚本の片桐は、すごい「ピンチを助けに来てくれる王子様」みに満ち溢れていて優しい。「ちゃんとお別れできたかなって」と言っているし、らもんは半分以上、清のために物語を描いたのだと思う。なので劇中劇の中では「ピンチを助けに来てくれる王子様」像の片桐だし、清の心をめっちゃ大事にしてくれている。
手紙を裂く→さいごの手紙を渡すシーンは劇中劇の脚本にはなく、清の想像の中なのだと分かる。

 


■ものがたりの中の片桐と「女」
・自分を棄てた母→蛇の子、蛇に騙された 「俺もう待ちたくないよ」
・娼館にやとわれている娼婦美波 母を思い出してしまいかわいそうで抱けないのでは
→ものがたりの中では、母を待ちながら、妻帯して、地元で住み続けるから分かれる。
 清の恋心に対する決着の付け方

らもんの脚本によると、片桐は女2人のために芝居をやめる
清に見え透いた嘘と分かるような表現にしてるところに、らもんの優しさ出てる
らもんの心残り→「遊ぼう」というセリフに
清の心残り→現実世界ではできなかったけど、一連の行動に、そして「明確に振られる」という結末に 
嘘と分かる嘘をつき、清が愛想をつかすような(又は、そこまでして俺からの好意を避けたいのか、と清が感じるような)あえての「かっこ悪い」振り方で


■心情の表現
清が片桐に妻を紹介されるシーン、外は夜のように暗く嵐のように風が吹き荒れているのに
片桐が見送りに来たときは真昼だった

 


■ゲイバレ問題
稽古場でのゲイいじめ
→きよしおびえる
→じつは隠し通したけど片桐もおびえてたのでは
「お前、男のファンいるんだな。良いな。」


「清→片桐:男としての片桐を好きな人」
「片桐:女になりたい人」
という意味での「違うんだ」だったとしたら?
片桐は過去にべたぼれされてた女子振ってるし。
「そういうタイプの男」って、言及されてないから・・・

 

 

■演出家・佐竹による指導
「人前で恥ずかしいことをしてワーキャー言われて嬉しいか?」
「お前らの愚鈍で どうしようもないカタマリを隠すな!」

予告映像の0:24の清(麻璃央)の表情

恍惚としててすごい、見ほれる、、

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■手紙を裂くこと
片桐いわく、ファンレターの気持ちに応えることはできないし、持ち帰っても気がたまるから、読んだ後に裂くのは「気持ちの供養」をすること。
さいごの手紙、なんて書いてあったんだろう。
最期から2行目、「俺も歩いて行きます」は見えたんだけど。最後の行には何が??

 

 

■あげて落とす
・プールも楽しそう、野球も楽しそう、しかしそれは劇中劇だった。さよならのために、つくられた物語だった。

 

 

■非現実的な不気味さ=耽美的
・エア野球
城田かわいい
道具なしなのが非現実的で、違和感がある→非現実ゆえの、美しさ

・ずっと同じ服
寝具がなくて何日もあの家に暮らしているのが、「虚構」っぽい。

・相手に触れることで感情を読み取り合う
この映画の「現実」の世界観では一般的なことなのか?とはじめ思ったが、城田が知らないところを見ると、何か不思議な感じ

 

 

■奥さん紹介シーン
・「実は2年前に結婚してて、誰にも言ってなかったんだ」
→わあ、まって!”叶わないと自覚していたとはいえ、好意を寄せていた人からいきなり「結婚してました」って言われる”なんて!
イムリーに次ぐタイムリーな話題なので心削られる人は気を付けて…


→う、うわ~!!!!せつない!!!わたしが清の立場だったら、「えっ、結婚してたの」「てか結婚できるほどの甲斐性があったんだ」「え、自分既婚者に迫ってたの!あなたにしたら さぞ気持ち悪かったよね!ごめんなさい!」って感情まで出てきちゃう…えげつな…切な……
いやもうね、こんなタイミングであれだけど「人気俳優」にこのシーンを演じさせる意味ね~!と考えてしまう。(世界中の芸能人、どうか頼むからこのシーンの引きちぎれそうな気持分かってくれ~!!)

 

・「お前は戻れ、お前は芝居を続けろ」
・「これはそうゆうんじゃないから」

・「元気でやれよ」
→清の表情が乾ききってて、心情を考えるとすごい切ない。
 好きだった人との別れが「突然の事故」でお別れができてない→「既婚者だからとフラれる」ことで相手にお別れができる、自分の中でも踏ん切りがつけられる…。脚本のらもーんさんは、片桐のことを本当の既婚として書いてないところで清へのやさしさがすごいなと思う。これを読んだ「現実」側の清はさぞ救われたことだろうな、と想像してる。

  

 
■清の「手」

・女の子双子、胸に手を当てて推しを当て合う
・清と片桐、手をつないで感情を分かり合う
・弟と幹生、食べたいものを当て合う
・弟と城田、「カレー」「やきそば」で遊び合う

→性的な意図があってというよりは、感情を伝え合おうまたは片桐の感情を知ろうとしたのでは


■かばった
・片桐起きてた
→個人的にはこのシーンよりも、その後の食事のシーンでのアイコンタクトのほうが萌えポイント高かったです。気まずくせず、普通に接してくれる片桐、口先だけじゃなく「自分と違う人間」に理解がありすぎて。

 


海開き(=タイトルSeaOpening)
ものがたりの中=プール
海開き前だからプールにみんなで入りにいく
・「海開き前だからまだ入れなくて」「せっかくこっち来て海入れないのもかわいそうだし(プールへ)」「僕およげないんですって」

現実=海
・外国人「Why?Sea is always Opening!」
・清の影であるKが「Goodbye forever!!」と言い、海開きした海へ入っていくシーンで終わる。

→海が開く=別れが完了する、
 海はいつでも開いている、=片桐はいつでもそこにいる、
 みたいな暗喩であるのかも?

 


■それぞれの別れ

・片桐「来い」
球場に清だけの、ひとり野球が切ない
清の全力投球は片桐に届いたのだろうか?

・ドナドナされていく片桐を、美波が見送るシーン
一番泣けるシーンだった。どこに行くのだろう。想像もつかないようなとこ?

・幼い片桐と遊ぶ弟
小さいころ一緒に遊びたかったよね…よかったね…


■終わり方
監督の味付けがいいよね
特に映画の終わりの部分なんか、上映してるフィルムを止めるように映像がカシャッと止まり、陽気な音楽が流れ出すことで私たち観客は「現実」に帰って来れるし、何より「全部虚構だった」感がある

 

 

 

□まとめての感想
ここまで、考察ノートや手近なコピー用紙に書き散らしたものを一気に文字起こしって作業してて思ったんだけど、わたしすごい阿呆だなって。
初見で全部当たり前すぎて考察する隙間もない人も絶対いると思うけど、私は毎回新発見があって「あ~!そっかあ~!」「え!そっちか!!な!る!ほ!ど!!!」って感じるから何回も見れるし、ずっと考え続けられるんだと思う。ある意味エンタメの消費者として向いてるよね。来週はクリアファイルの柄変わるし、また見に行こ。

 

映画SeaOpening感想

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SeaOpening(2018.02.10公開)感想
※盛大なネタバレあります、映画見てから読んだほうが良いです
※筆者は解釈厨
※個人的な感想
※こじつけに次ぐこじつけ
※自分が見たい見方でみてます

 


「ええ~!?こんなに上質でおしゃれで、胸もおなかも(?)いっぱいになれる視覚聴覚大満足な作品が毎日!全国の映画館の大画面で!何度でも!観れちゃうんですか~!!?」

はてブロ開いていただきありがとうございます。
何行か読んでみてそっ閉じされる方のため、最初にダイマだけしてみました。
気になったら全国に映画館に行こう。レディースデイと毎月1日&14日なら1100円だよ!!
平日ならなんと週替わりでクリアファイルがもらえちゃう!!

会社の回し者ではないです(笑)


以下シーンごとに感想箇条書いていきます。思い出した順。

 


■主な登場人物

考察に出てくる人だけ

そのほかは公式サイトでチェックしてください

【映画】Sea Opening

 

役者     清祐樹(きよし)      演:黒羽麻璃央
役者の先輩  片桐幹生(かたぎりさん)  演:和田琢磨
役者の先輩  影山(かげ)        演:佐伯大地
演出家    佐竹(さたけさん)     演:川合龍之介

幹生の友達  城田(しろたさん、しっくす)  演:玉城裕規

 

 

 
■初発の感想
「初夏の”Love actually”」
「上質な耽美」
「”愛してる”というセリフなしに愛を描く映画」

 

あと、

「きれいで切ないギターの音色」
「抽象芸術とイケメン/海とイケメン→画面が美しい」
「長年疑問だった”喪服”ジャンルを理解した気がした」

映画見た後予告動画とか見返してみると、「あ~そっか~!」「なるほどそこ伏線だったか~!」みたいなアハ効果がある

 

 

 

■映画SeaOpening とは

2017/5/12公開 特報1

www.youtube.com

 

→映像編集の「狙い」が分かりやすい。この人がこの人のことを好きですよ、っていうのが分かりやすい映像になってる。

 

2017/7/18公開 特報2

2017/7/22-8/12 完成披露イベント

 

2017/12/7公開 予告編

www.youtube.com

→挿入歌も入り、だいぶ丁寧な映像編集に!私はこの予告編を見ても恋が絡んでくるストーリーだとは思わなかったので映画館行っていい意味でびっくりしました。

 

2017/2/10ロードショー

 

 

 

 

■主題となる劇中劇のセリフ
youtubeで公開中の予告映像の0:44~、セリフの一部が視聴できます

 

奴「俺たちは 何度も別れても何度も出会う
  これまでもそうだったし これからもそうだ」


奴「俺の瞳はもう まるで濁らない
  漆黒の闇にすら 羨望の感情が湧き出る程 美しいんだ」

僕「俺のこの処女のような瞳は 見えないものをただじっと見ている」

奴「それしか夢中になれないんだよ 分かってくれ
  感じるまま理解して 信じてくれ」

僕「だからどうか 負けないでくれ
  お前はその時まで その日が来るまで」

奴「ずっと立っていればいいんだ」

 

★↓このセリフに関連したシーン

■片桐と影山の稽古(たしかシーン41)

佐竹に指導を受ける影山

「それは、役ですか?それとも、僕ですか?」→めっちゃ稽古現場で言ってそう

 

■告白(シーン59の稽古のあと、同じセリフを使って)

奴「ここでお別れだ 俺はお前から離れる 永遠に
  はっきり言う  これでお別れだ」

僕「永遠? そんなこと お前が決めるのか?」

奴「俺たちは 何度も別れても何度も出会う
  これまでもそうだったし これからもそうだ」

僕「   」

握手し、感情の伝え合い

何往復化した後、片桐が迷う

「混乱?」
(無言で首を横に振る)「分かりますか」
「そっか…俺は知ってたよ。お前がそういうタイプの男だって。」

「これだけははっきりしてて、俺は違うんだ。俺と、お前は、違う。ただそれだけだ。」
「すみません」
「謝るようなことじゃない」

…みたいな流れ(予告映画から補足してるから実際違ったかもしれない!)。

→告白のセリフのない告白、って、すごいな!
しかも、「そういうタイプの男」って、片桐は「お前は男が好きかもしんないけど俺は女が好きだ」とか言及してないので、
片桐のセクシュアリティが不明…極端だけど、片桐はもしかしたら女になりたい人なのかもしれない。「男としての片桐」にあこがれる清と、「俺とお前は違う」と言った片桐の本音はどこなんだろう。

 

コンテンポラリーダンスのメンバーと

裏路地を非現実的に闊歩する劇団員

→ほかの団員は変則的な動きをたり側転したり、自己表現してる中でただ歩いている片桐と清はそれもひとつの自己表現、個性に見える。
片桐「お前、俺がいなくても芝居続けるか? お前は、何のためにやってる?」
→その真意は?

 

■水族館にて(※らもん脚本による劇中劇でのシーン)

「どっ どっ どっ」のシーンを演じる2人。

清 「セリフ、しっかり入ってますね。」が切ない。

サメの大水槽前での2人きりのシーンはとても非現実的で美しかった。

 

■沖縄の空き地にて(※らもん脚本による劇中劇が終わり、片桐に手紙を書く清の妄想の中のシーン)

片桐「お前だぞ もうセリフ忘れたか? 俺はまだ覚えてるぞ」がまた切ない。

このシーンで手前に移りこむヒメジオンの白い花が印象に残って調べたら花言葉「素朴で清楚」でした。だから花言葉まではさすがに関係ないと思うけど、二人の来てる服も白いし、白い花だし、なんか画面に透明感がある感じが美しいよなー…。

 

■ラスト、海のシーンで
清「どっ どっ どっ どっ」

 
この映画は片桐の「どっ どっ」にはじまり清の「どっ どっ」に終わる
その瞬間、清は続くセリフを思い出したと思う

 

僕「そんなこと ありえないと思うか
  お前はあの暗闇が与えた影響に 
  悪意ある気まぐれに ただ気を取られているだけだ」

 

これらセリフは、劇中劇に中で清は「僕」役として片桐(「奴」)に言うけど、
さいごの海のシーンや、台本を持ち歩いて沖縄へ来た時には自分自身に対して言っている気がした

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想④光秀Shadow編【顕如の「光」が切り取る光秀の「影」】

 

 

 

 

 

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想④光秀Shadow編

 

 

※多分に腐要素含みます。

信長×光秀ブロマンス視点

お気をつけあれ。愛が重い。
光秀の分離した半身についての自分自身の考察(+感想)を並べます。閲覧は自己責任でお願いします。

 

いつものように

「」=光秀セリフ 『』=他キャラ(主に信長顕如)セリフ
セリフは観劇後に自分がツイートしたもの

+手書き感想ノートから回収したものなので

うろ覚え(歌詞が特に)+自分(織田主従フィルター)に都合のいい解釈をしている可能性あり
シーンの順番が前後している可能性あり←自信ない

 

 


顕如の「光」が切り取る光秀の「影」】 2017.07.04

 

 

 こじつけと勢い多め(当社比)。

 

以下、息をするように信長→←←←光秀目線の入ったテンションで、主に光秀視点から観た光秀の分離した半身についての考察(+感想)を書いていきます。

私の視点として光秀側に立っているので、顕如に対してけっこう辛辣です。

オーケーそうですか?嫌な予感がした人はそっ閉じお願いします。

 

 

 


0,光秀Shadowとは

 

 

①大前提

 

 

本能寺の最終決戦の場面で分裂した光秀は片割れをこう紹介する。
顕如上人によって分裂させたもう一人の僕、封じた「あなたを慕う僕」二人の僕で、あなたを斃します。」

 

この考察の大前提として、私はこのセリフ、前者と後者がイコールと捉えた。つまり、こう。

 

{分裂させたもう一人の僕=封じた「あなたを慕う僕」 }


これを前提に話を進めると、

 

{光秀shadow=「あなたを慕う僕」=封じた}


となり、顕如の「光」から生み出された光秀の「影」は「信長を慕う気持ち」である

これをベースに以下考えを図解していきます。

 

小難しくて分からんぞい∧( 'Θ' )∧と思ったら、5枚の図だけでも追ってみてください!言いたいことの核だけコマ送りで図説してます!

 

 

 

②呼び名


分離した光秀について、影光秀、黒光秀etc呼び方が定まってませんが、台原作なので演者の呼び方に沿おうかと٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و

光秀Shadowを演じた穴沢さんツイッターからは「光秀Shadow」現場で呼んでいる様子なので、光秀Shadowで統一したい。

 

 

 

 

 

1,光秀Shadowが生み出された経緯

 


①信長の光を爛れさすために光秀を利用しようとする顕如
=光秀が崩れれば信長も爛れると思った

 

信長に忠誠を誓う側近(顕如にとってある種の脅威)から殺していくスタイル

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図1.顕如と光秀の生き方

顕如:信長を暗殺したい

光秀:自分のために生きるよりも、信長様のために働く 

 

・取り込まれる前の光秀には

一向宗の僧兵=顕如のために死ねば死後に極楽往生できるから喜んで死ぬ

光秀=自分の信じる完璧な信長様のためなら喜んで死ぬ

みたいな構図が見えるのがしんどい。みんな喜んで死にすぎだろ…。心を決めた者はすごく強い。死をも恐れぬ強さ。その信仰の対象が光秀にとっては信長だったということ…。

 

 

顕如が光秀に目をつけた意味

→将を射んとすれば、まず馬を射よ。

光秀は世に聞こえた織田臣下の筆頭で実力もあるし軍略にも長ける。

そんな光秀を傀儡として使うために顕如…。


まあ、光秀は最後信長様の力を借りて、自力で取り返すけどね(後述します)!!!!!

 

 

光秀を操れば、顕如が終盤で直接信長を操った時の苦しみもがくさまのように信長が苦悩すると思ったのだろうか…。。結局信長は精神力がめちゃめちゃ強かったので流されなかったが。


顕如最初から信長に直接手を下せばいいのに、まず光秀の懐柔に行ったのがもう語りきれない。…織田主従の信頼関係を顕如もなんとなく感じ取っていて、信長を潰すにはまず光秀から、と。側近の光秀を崩せば、信長を斃せると。


…………。

……。


はぁ~~~( ˘ω˘ )ギャラクシー


宇宙を感じる。
このあたりの織田沼の深みに直面してしまい、私は語る術を持たない。
なにか伝えようとしても、宇宙…( ˘ω˘ )しか言えなくなる。
わかりますか…この…あの…織田ギャラクシーを。。

この部分共感される方がいたら今度お酒行きましょう。笑

(鶴さん汎用性のある言葉をありがとう)

(これからアーマクラスタは宇宙を感じたら「( ˘ω˘ )ギャラクシー」と言うと思います)

 

 

 

 

顕如のいう「光」

顕如は信長を斃す目的で光秀に取り入り、利用する。
光を浴び、体の自由が利かずに闇に取り込まれる光秀(なんてちょろいの…庇護欲が沸く…)

※歌詞の細部わかりません、意味を取りたいためのニュアンス。

 

「月と星」 歌:顕如&黄色い坊主
顕如:月と星 爛れて落ちる
   神の光 邪悪を消し去り
   全ては 私の手の中

黄色:月と星 爛れて落ちる
顕如神の国を 神の救いを

黄色:神の光 邪悪を消し去り
顕如:聞こえる 聞こえる

黄色:全ては あなたの手の中
顕如下賤な足音 虚ろないななき
   悪辣な奴の声

 

 この歌詞からすると、「神の光」は自分の敵を倒すものであると分かる。

 

「打倒信長決起の歌」 歌:顕如
「数珠坊が討たれたそうですね」
「数珠坊殿の比叡山銃壁僧団も見知らぬ鉄砲集団に破られ
開戦からわずか数時間で(顕如様、唇に人差し指を当ててシー、というポーズ)」

月に星が集う 輝きを増す
まさに天魔王 神も仏もその光を奪われる

ああ最早 信長を打つことは叶わぬでしょう
そんな 顕如様 我々はどうすればよいのでしょう
心配はしなくてもいいのです

星が集い光が増すならば ああ
その星を爛れさせればいいだけのこと
ただそれだけ ねえ明智光秀
お前をたたえる鈍い野心の光は 何色に色を染めるのでしょうね

 

 

ほうほう…。この歌からの情報も追加すると、

「光」星(運命)を爛れさせる(失墜させる)ことができ、

信長には星がつどっている(天下人への道を出世する運が向いている)ため、それを失墜させたいと。

顕如の「光」とは、顕如が信長を斃す目標のために人を操る呪術のようなもの、と捉えておけば大丈夫そう。

 

 

 

 

 

顕如が光秀を利用することの最終目標は信長を斃すこと

=信長への忠誠心を光秀の中から排除する

「その眼にあれ~~!」で光を当てられ狂い始める光秀。

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図2.光あれ

信長暗殺を目的とする「光」をあて、信長暗殺に邪魔な部分「影」として分裂させられる。

 

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図3.分裂させる

逆に顕如にとって害のない「信長のため」以外の部分は光を当てられても残る。

この後の展開や言動から、「信長のため」以外の部分=自分のために生きる部分とも読める。

 

 

 

・光秀の心の隙

   ー鶴首にも鉄砲の名人と紹介されて、鉄砲対戦ですっごい自信だったのに、信長が孫一を認め、自分が鉄砲で負けた
 ー孫一が織田軍の戦に使われるなど、信長に注目(重用)され感情に押さえの利かなくなる光秀。

   -劇中で「全てが始まったあの時」と言うなど、信長の人生のなかで特に大きな事件エーニョ村焼き討ちの関係者である孫一に信長の心の波風が立ち、光秀も混乱している。 

 

ここにつけこみ、光秀を抱き込む(物理)顕如

(完全に考察から脱線した余談٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و)

 

“逆2.5次元”舞台「錆色のアーマ」開幕、佐藤大樹「武器にも注目してほしい」 - ステージナタリー

(私はナタリーの回し者とかじゃないです、決して。舞台「錆色のアーマ」を広めたい、共感したい、記録として残したい、一番大きいのはジャンルとして賑やかになってほしい(2次が見たい)という思いから、一銭の収入があるわけでもないブログをはじめました。リンク類も基本自分の言葉で語れるように極力少なくしますが、資料的に必要のあるときだけ!)

 

↑この記事で見ると、顕如様が光秀に取り入るシーン、いわゆるバックハグ()してるんですが、だいぶ肩が入ってる

私が見た席からは正面しか見えなかったので、横から見るとそんなに密着していたとは…(/・ω・)/ とお手上げ真顔大歓喜状態です。

顕如様があれだけの美形あふれ出るオーラをもっていなければただの痴漢。光秀も体が自由にならない中、全表情筋を使って拒否してるから〜〜〜〜!!ビジュだけ見てると怪しげで綺麗なお姉さんと美少女なんだよ…これはイケナイ。

 

(以上脱線終わり〜〜!٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و)

 

 

 

 

光秀Shadowの容姿
衣装の形は同じままモノクロの光秀が出てくる。

水墨画から浮き出てきたようになんとも死人めいた、呪術めいたいでたち。

 

 

 

 

 

2.光秀Shadowの正体

 


本能寺の最終決戦の場面で分裂した光秀は片割れをこう紹介する。
顕如上人によって分裂させたもう一人の僕、封じた「あなたを慕う僕」二人の僕で、あなたを斃します。」

それを受け、鬼神のように笑う信長 

『反則だぞ、光秀(ニヤリ)』

 

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図4.顕如に操られ利用される本体

信長への忠誠心がすっぽり抜けた光秀本体は、ある種夢を追う少年のように、自分の欲望に忠実で無邪気。

 


・ここで2人はこう整理できる。

光秀本体

=(顕如の光で照らされている部分)

=【天が欲しい僕】

=(信長のためではない部分すべて)


光秀Shadow

=(顕如の光で影として分割された部分)

=【信長を慕う僕】

=(信長のため生きた部分)

=(信長を斃したい顕如にとって光秀を利用する上で邪魔な部分)

 

 


Shadowは、光秀が信長を一番大切にしていたからこそ、そこがなくなると光秀が自我を保てなかった部分なのでは。

 

言い換えれば自分の中で一番脆く、顕如付け入られてしまった部分

 

主←←←従な愛の重い主従の関係が見えてくる………よき……

 

 

 

 

 

3.二人の光秀の解釈

 

 

 「封じた」人格である光秀Shadow光秀本体とのスイッチ 

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図5.

光秀Shadowの立ち位置がとてもおいしい。光秀の中の信長を慕う部分だけが分離され、封じられた部分。どんな世界が見えるのだろう。

沼ですよこんなん(どストライクすぎてやり場のない怒り)。織田しんどい。

 

 

そしてここからまた半分くらいあります読者の皆さん。ひと呼吸して下に進みましょ٩( ᐛ )و٩( ᐛ )و

 

 

 

・「封じた」人格である光秀Shadowと光秀本体とのスイッチ 

 

自分の欲望に忠実で無邪気な部分

=「ここに信長様の援軍が到着してももう遅い」

(ハッ…)(信長様…)「いやあ、癖だなぁ~~^^」←Shadow部分

 

顕如に操られている部分

=(急に頭を抱えて)(別人のように)「敵は本能寺にあり~~!!」←本体部分

 

 →頭を抱える場面で性格がスイッチしてる可能性あり。

 

 顕如の術によって心の中ではすでに2人に分裂していて、Shadowの人格が「封じ」られている様子

この場面ではうっかりでてきた「信長様」というShadow発言に、顕如センサー(???)が感知して(頭痛が起こる)、Shadowがオフになるという性格のスイッチが起こってる。

 

実体化させるまで心の中にずっと「封じ」て、飼ってたんか…光秀。たまに出てくると顕如センサーでこの仕打ちだろ???辛かったろうに…うう.°(ಗдಗ。)°.

 

 

 

 

 4,劇中2回、光秀本体がShadowを斬る意味

 

①一回目

光秀Shadowの初登場は「その眼に光あれ~~!」で顕如の光を当てられ狂い始めた光秀本体のもとにあらわれた。

 

「光あれ」 歌:顕如&光秀
光秀「殺せなかった!あの信長様が孫一を!」

~~(中略)~~

顕如「今一度開眼するのです」
光秀「何だと?」
顕如「貴方の真の」
  :その眼を~~!!!光あれ~~~!!
  「今一度、自らに問いかけるのです」
  :光あれ〜〜〜~~~!!!!
顕如:自分の進むべき道を追いかけ
  :抱き隠し深き野望
  :阿弥陀如来の加護
  :光あれ〜光あ〜れ〜〜〜
  :さぁ共に歩きましょう
  :一度我ら一向宗は全面降伏いたしましょう
  :そして深く潜り うごめくのです
  :秘密裏に全てを用意周到 刃に変えろその葛藤
  :全て信長を 天に選ばれた男を殺すために
光秀:秘密裏に全てを用意周到
  :刃に変えろその葛藤
  :秘密裏に全てを用意周到
  :刃に変えろその葛藤(光秀Shadow斬られる)
  「暗殺しろぉ…織田、信長を」

 

光秀Shadowは「刃に変えろその葛藤!!」と言いながら斬られる。
信長を慕う自分、を無邪気に斬り捨てる光秀。在りし日の光秀がこの光景を見たとすれば、心中いかほどか。

 

 

のこりの信長のためではない部分)だけの光秀本体とてもつらいのでは。

 

信長第一の家臣である光秀から(信長のため)に尽くした部分を取り上げること…。

在りし日の光秀にとってはもう、生きてる意味すら失いかけるよね…。 

 

(信長のため)生きた部分であるShadow自らの手で斬らせ、「暗殺しろ、織田信長を」というセリフを言わせるのが切ない。とてつもなく切ない。

 

ここの表情は、(信長のため)に生きていた過去がすっぽり抜けているから、悪びれもせず無邪気に見える。その様がかえって切ない。

 

 

 

 

②二回目

 

・再登場のシーンは本能寺終盤。

孫一が現れたことで、信長が完璧じゃなくなった、自分は絶望したと詰問する。

言いたいことを全ていったら、「完璧じゃなくなったあなたはもう見たくない」という理由で殺そうとする。

(↑のシーンも大変沼です。考えを巡らせるときはご注意ください。沼です。)

 

ここでの光秀の動きは、刀の鞘を抜いて十字の構え→鞘を投げ捨てる→ガラスが割れる→光秀Shadowが登場する

 

抜き身の刀が本体がShadowの隠喩なのかな。

今まで心の中に「封じ」てきたShadowが実体を持つシーン、ガラスの割れる音なのがとてもいい。光秀の心の中で、ガラスの檻に閉じ込められていたんだね。

 

 

鞘を投げるという行為は、もう後戻りはできない、という決意にも見える。

 

信長が光秀本体とShadowが左右対称な動きをする性質を利用して相打ちにさせる。その後、それでも光秀斬りかかろうとする

 

 

「信長っ」

光秀、お前は俺の隣で、それでもなお自分の天を見ていればそれでよかった』

「信長ぁ~!!!」

 

 

信長が光秀本体とShadowを相打ちにさせ、Shadowの実体化を解かれた光秀は、この信長の一言で目が覚め、2つに分離した心が意識的に自分のからだに完全に戻ったのではないか。

 

混乱から完全に覚め、責任を取るかのように全身で斬りかかる光秀、忠誠を失った自分が犯したことを、すべて心が自分に戻って見返す時間があったのがとてもつらい。

死ぬ前に絶望しかない。

責任とって斬り殺されに行った感がある。

最後のセリフは在りし日の呼び方である「信長様ッ…」、そして信長に斬られ、手を伸ばして息絶える。

ひとつに戻った「光秀」はその最期の瞬間に信長を見ていた…。

 

…………。。

ああああ~~~( ˘ω˘ )( ˘ω˘ )( ˘ω˘ )。。。。

このシーンの救いのなさと言ったら…!!!!!!

 

 

 

 

 信長への忠誠心は光秀Shadowのほうに分離させてても、信長のために身を粉にした記憶だけがあるとしたら、恨みの気持ちがすごく大きいと思いません???

 

僕にとっては全然どうでもいい人(忠誠心だけ抜き取られるとそう感じるかなって)なのに、僕のことをさんざん利用(当時は喜んで自分から働いてたんだけど、忠誠心を抜き取られているからその気持ちが理解できないしやがって、みたいな。

 

 

この、悪気なく無邪気に周囲の人を傷つけていく感じは、ある種の記憶喪失物に近い。

主従ブロマンス的に言わせてもらうならば、悲恋が過ぎるでしょお!!(机バンバン)

殿のために尽くしてきたのに、殿のことだけ抜け落ちてるなんて……

 

こんなん!!ほんっとに!!もう!!!!記憶喪失ものBLも真っ青ですよ!!!!(腐ィルター全開でごめんな)(私は主従「お慕い申し上げております」系ブロマンスを推奨したい)

木原音瀬笠井あゆみでノベライズしてほしいくらい。織田組だけで3作シリーズかけそう。今こそ5000兆円欲しい。くうぅっ。

 

 

……「殿のための気持ち100%」のShadowの方にフォーカス当てると大変おいしいのでは…………(名案顔)。誰か下さい。

 

脳内が信長様でいっぱいの光秀Shadowが光秀本体から切り離されて出番のないときは何を考えてるんだろう っていうのが気になる。

 

さっき言った、光秀の心の中でガラスの檻に囚われてるのも宝石みたいで美しくていいし、実体を得て顕如の下で生活してたりしてもかわいいな千と千尋の銭婆とカオナシみたいな。

 

 

 

 

 

 

③光秀本体がShadowを斬る意味のそれぞれのシーンでの意味の違いについて

 

 

光秀Shadowを2回斬るのが、それぞれで対になる意味を持っている気がして。

 

一回目(顕如の前で意識的に斬る)

「術にかかり」、

自分の中の「信長を慕う気持ち」を

「封じ」られ、、

「自分から切り離す」

 

二回目(本能寺で意図せず相打ちになる)

「分裂してしまっていた」、

「信長を慕う気持ち」が

「自分に戻り」、

「目が覚める」

 

全く逆の効果で、対比になると思っていて。

 

 

 

 

 

 

…………はぁ( ˘ω˘ )ギャラクシー

 

 

 

 

 

 

 

 

4,個人的に光秀へメッセージ


そんな信長もラストでは「独り、覇道を歩む」なんだよ、わかるか光秀
その直前、死ぬか生きるかのところで「これは光秀に怒られるな…」とか朦朧とした意識の中独り言を言うんだぞ。

 

主が危機にあることを心配して怒る在りし日の光秀とあっけらかんとした殿の織田の日常風景が見えるなあ、のようなほのぼのの意味に見せて

 

実はこのセリフはダブルミーニングで、暗に、

 

自分に尽くしてくれた光秀に天を見せられなくなってしまったと、謝っているんだよ。

 


精神的に誰のことも信用しない「独り」だった信長が光秀がいなくなって物理的にも「独り」になっちゃったんだぞ。

 

………。

 

…………死んだと思いたくないよ光秀。

 

次回作で、ニセ光秀は実は本人でした\テッテレー/

ドッキリ大成功!\(光^o^)/  (´゚д゚`信)”(-“”-孫)”( ˘ω˘鶴)

 

とかやって。お願いだから。

 

………。

‥…。

 

う〜〜。死んでしまったのか………光秀………、、どうか安らかに。来世では君と好きな人が100年続きますように。脳内にハナミズキとか月光とか流れちゃうよ。墓は建てずに待っておくよ。。光秀、すき………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5,結びに変えて 弱者にたいする愛は判官贔屓

 

 

「壁と卵」の例は知っていますか。 村上春樹が2009年のイエルサレム賞の受賞スピーチで語った話。 「壁に投げつけられる卵があったとして、私は卵の立場に立ちます。」と。

圧倒的強者である「壁」の前に、なすすべなくぶつかって割れる「卵」があったとして、自分は「卵」の立場に立ちますと。「壁」がどんなに正しかろうと自分だけは「卵」の味方でいると言っているんです。

そう、私も、どうしても弱者からの目線で物語を見てしまうし、圧倒的弱者の光秀を応援したくなってしまう。 なので、圧倒的強者顕如に利用された光秀を悪く言えない。

 

友人には、「推しをすーぐ庇おうとするwママかw」とか冗談交じりにいわれますが、あながち間違っていなくて、割と隣人愛に溢れた気持ちで書いてます。判官贔屓と言われたって、判官贔屓の語源も源平合戦で非業の死を遂げた九郎判官義経に肩入れした芸能作品から来てる。

そんな風に昔から、物語を楽しむ際には「卵」側に対する愛を持つ文化があるようです。信長は敦盛大好きなので平家、強者側に立とうとしたようですが。笑

だから私はこれからも胸張って「卵」の側につきたい。弱者の味方でいたい。

 

 

 

 

 書きたいこと書いてやっと深呼吸ができました。

こじつけも多々あると思いますが、お読みいただきありがとうございます。

私的にはこの解釈です。よければ別解も聞いてみたい。

内容は以上!また更新します。

 

 

光秀推しの方、よければこちら↓の記事もどうぞ。この記事とリンクしている内容もいくつかあります。

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想①光秀編【アーマ光秀のここが可愛い】 - 錆色のアーマ 感想

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想③光秀編Ⅱ【頭蓋で酒を飲む】

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想③光秀編Ⅱ

 

 

 

 

以前、こんな記事を書きました。

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想①光秀編【アーマ光秀のここが可愛い】 - 錆色のアーマ 感想

(やたら長い↑の記事をだいぶ下のほうまでスクロールすると書いてあります)

「・「僕はかつての主君の頭蓋で酒を飲み、忠誠を誓ったんだ!!」
頭蓋の盃を干す光秀見た過ぎる。魔っすー信長のあのオーラは頭蓋で酒飲んでてもまあ、って納得するけど とっちー光秀が酒で満たされた頭蓋を持ってる絵面の強いられてる感じね、いや「信長様のお側に!」って自ら元主君への反逆心?を示した感あるけどね、絵面がね……イケナイわ。」

 

 

 

この逸話について、その後よく文献や本やら歴史好きな人のブログやらを読んでいたところ、どうも持っていたイメージと違うのではないかということに気付き、調べてみました。

 

 

 

【頭蓋で酒を飲む】2017.07.03

 

 

 

 

 

まず、私の持っていた「頭蓋で酒を飲む」イメージ。髑髏をひっくり返してそのまま器にするのかとwww

ちなみに、頭蓋を盃にしたやつは「薄濃」とかいてはくだみと読むらしいです。

(シルエットは光秀風にしてみました)(2次をもっとください)

f:id:toufunokansou:20170703013501j:plain

 

これ、イケナくないすか…。

 

頭ごと持ってると思ってたんですよねww

 

かつての主君の頭蓋を抱える、しかも宴会というハレの場で。

 

頭蓋骨なんてケの際たるものだし主君の喪に服すシーンなのに、それで遊ぶというか遊興してるさまが退廃的でとても美しい気がしてました。

 

後から考えれば、いくら戦国でもこれは怖いよなww野蛮がすぎるwww

 

 

 

ふとした時に問題の薄濃(はくだみ)、画像検索してみたらどうもこんな形の様子。

静岡県掛川市 掛川城御殿の中にある博物館で見ることができるらしい。

f:id:toufunokansou:20170703013509j:plain

 

頭蓋骨の頂点の部分だけ丸く切り取り、盃の形にして使う。

 

うん、これも十分やばいけどな…。

金箔漆塗りのキラキラピカピカだよ…??

 

髑髏そのままをむりやり大杯として使うよりは、酒を飲む用途に加工している点で敬意?はありそう。。…なのか??

 

 

うーん、、こわ…美術品としては分かる気がするけど、実際の人骨だと考えるとやっぱり光秀も「僕はかつての主君の頭蓋で酒を飲み、あなたに忠誠を誓った!!」とかわざわざ言いたくなる気持ちも分かる。

 

 

 

ここで盃にされてる3人の中で光秀の主君は朝倉義景。義景と浅井親子を討ち取り、その後の酒宴で盃にしたと。

①の図のように風にどくろを抱えて飲むと思ってたんだけど『信長公記』にも首(コウベ)としか書かれていない。

 

 ある説では討ち取った敵将への尊敬の念を込める意味もあったとか。

髑髏を薄濃(はくだみ)にするのは、当時の古代中国から続く首化粧の風習では、戦で討ち取った敵の勇気にあやかるため、またそれをもって敬意を表するものであるという説。
私は薄濃(はくだみ)に倫理的な正当性を主張する資料を少ししか見つけられていないので疑問ではあるけれど、今のところ一番乗りたい説ではあります。

 

(…今の価値観とは違うから史学的なことに云々は言えないけど、史実に基づいた錆色のアーマの光秀の背景として知りたかったんよ…。だからゆるふわだけどゆるして…。)

 

 

 

 

物理(かたち)的な解釈はそんなところで、精神面の解釈は論文や本がたくさんでてるのでどなたか解釈をください………。

私の豆腐頭ではムリだった…………。

 

……………。

 

………。

  

…そう、(気を取り直して)この記事の目的は自分の中の光秀像を固めるための材料……!!

 

①元の主君のしゃれこうべおそらく両手で抱えて、口をつけ、酒を飲む光秀(イメージはビアズリーの「サロメ」)

と、

②多少なりとも盃らしく加工された(素材は人骨)杯で酒を飲む光秀

 

では

なんか絵面が全然違う!!!

 

 

それと!!そうだ!ほら、あれ(ハイテンションにつき)!!!光秀はこの直前ぐらいで信長方についているので信長にとっては外様。その中で薄濃(はくだみ)の酒を強要されたか、出世のためにパフォーマンス的に自ら進んで飲んだかでもそれぞれの光秀像が変わってくるじゃないですか!!

 

それでアーマ光秀の過去の中での重要度も変わってくると思うんだよね!!!!

 

ひいては光秀の人格形成にも影響があるのではないでしょうか?!自分との葛藤シーンの重みや目線も変わってくるよね!!!!

(病んでる子の闇の根源を考察するのが好きです)

 

 

光秀は、プライド高いし頭良いし忠誠心の瞬間最大風速がすごいキャラ(私の解釈では)なので、いろんな風習や知識をスポンジのように吸収するからな…光秀…。みっちゃん……なんて魔性……。好き…………。私が信長様じゃなくて心底すまんかった。

 

 

 

結論もまとめもないですが、いろんな光秀像が育てばいいなと思います。①で思い込んで想像してたけど②もいいな……とか、創作なんだからそこはゆるふわで①のイメージでもいいんじゃないの??!!とか。

(あわよくば2次で見れないかな♬るんるん♬)

 

 

今日は文字数が少ないけれど、絵で説明しました!以上!ここまでお読みいただきありがとうございます!

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想②つるほた中心に雑賀編【つるほた~~~~(公式自重しろ)!!】

 

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想②つるほた中心に雑賀編

 


鶴首→←蛍火 目線
※セリフの細部、順番に自信なし
薄れゆく記憶、荒ぶって文字が読めない感想ノートとの闘い
※アラケンさんがイケオジすぎてもはや親子的解釈

 


【つるほた~~~~(公式自重しろ)!!】2017.07.01

 

 


※雑賀をあまり見れていなかったので、俺のが解釈できてるわ!こんな見方もあるぞ!と思った人にはぜひコメント・リプライ等での雑賀プレゼン大会お待ちしてます。もっと7人の魅力に気付いて好きになりたい

 

 

感想

 

☆登場シーン
「まえにですぎるなよ、ほたる
「へへんっ、いつまでもガキだと思うなよ!」
「まったく、くちのへらないやつだ


ここで、雑賀が紹介リレーみたいにキャラ名を言うたびに ズキュゥウウウーーン!! みたいなSEが入ってライトがキャラのカラーに光る。
鶴さん、なんか、すごく、ひらがな発音だった印象…笑


ていうかキャラ紹介のときに愛称でいいのか笑
ほたるかわいい。雪ん子みたいな衣装。てかいつまでもガキだと思うなってことはガキの頃から知ってる関係なのか…。尊み。

 

 

☆ 「口の軽いやつにはいえん"(-""-)"」 「あらやだ、鶴さんホントに知ってんの?」 「しまった(゜-゜)」
ここでアゲハのアプローチに無邪気(無作為?)ながらも助けに来るほたるかわいい
大根とか鯛とかでアゲハのチュー攻撃から鶴にいを助ける。笑
っていうかひらがな口調なのは蛍の前だけだった印象。ほたるのこと可愛がりすぎだろ

 


「鶴さん狙えるか」「誰に言ってる?一撃で仕留める」「まて」ズキュウーーン(空砲)
……はい。R-18案件
何がとは言わないけど良い雰囲気だったのにやっぱり今日はだめ!って言われたときのおもっきり不機嫌な顔…みたいな…わかりますかね。。私の思考があれなのかな、お花畑なだけかな。も一個言うなら、個人的には煙草?葉巻?くわえてほしい。絶対に似合う。シーン的にはなんのアレもない、健全なシーンですよ!
けどこういう翳りの表情がちょっとずつ見え隠れするのが鶴さんのイケオジたるゆえんよね。大変好みです。

 

 

☆戦に出陣
「かたくなるな、ほたる~~おまえはじゆうにやればいい~~」
「ありがと~~( ^^) 」

かわいい。やっぱりひらがなだなあ。

 

 

しまった~~~!!!のシーン
信長の居城にて光秀顕如にみつかってしまい、ごまかそうとするシーン。


「にゃーにゃー」 「下手すぎ~~(;・∀・)」 「イクゾオオ(照)」

ぴよぴよ 「ヒヨッコだ!」 「お前には言われたくないいい」
「かーかー」 「鶴なのに、烏って~!」 「なぜ鳴いた~」
「ほろっほー」 「や、鶴なのに~!」 「たしかに~~」
「ちゅーちゅー(CHOO CHOO TRAINのダンスをしながら)」 「それ、CHOO CHOOちがい!」 「お頭、なんかごめんねえ~~!!」


ほたるに突っ込まれた直後に、決心したように自分から敵に斬りかかっていくの良いよね。あくまで蛍は自分の背後に守っておく、みたいな責任のとれるおっちょこちょいさんは好きです。

 

 

「鶴にい、どうしちゃったの!!???」(スゴイかっこいい構え、下から風吹いてる)「第一の奥義、久遠!!」

鶴にいすごいイケメン。風吹いてる。前の席だとすげえフオオオオオオオって音する。心なしか風も来る気がする。や、鶴にいがかっこよくて荒ぶるのは分かるけど、舞台装置まで荒ぶらなくても。笑 
や、いきなり構えたらまじでどうしちゃったのだよねww わかるww これは、蛍が可愛いww

 

 

 

鶴にい、数珠坊にやられた??のシーン
よく見ると背景に紫蘭(アゲハのアーマの技。幻惑を見させる)のエフェクトが。
アゲハの血を吸った弾丸のお守りを持っていた雑賀は助かる。
この時、顕如様のカタキをやっつけたぜえ!!ってどや顔しながら首をコキコキ回して悠々と去ってく数珠坊センパイ…。アニキイイ!お疲れ様ですっ!って言いたくなる。笑

にしても, 「アーマは我らの守り神なのに相当血なまぐさくない??

白虎 青龍 玄武 朱雀 + 鳳凰 烏天狗 麒麟
アーマの名前はすべて、伝説の動物から来ている。
中国大陸系の神話の神って やたら血を好む よね。

不如帰=「俺の命を吸えええ
鶴にい=「俺の血を吸った弾丸は敵を貫くまで加速し続ける。そしてその軌道は、アーマの意のままに!!」
アゲハ=「私のアーマの呪いは夢を見せる効果があるの…!私の血を吸った弾丸も同じ効果があるわ」

 

…なるほど、血が必要なのね。肉体を贄にして神をおろしてる感じで、やっぱり血なまぐさい。


この辺、衣装や設定や音楽が何か全体的に明るい作中においての、「そういえば」と気付く沼要素じゃないでしょうか(精一杯のプレゼン)!!!

 

 

 


ちゃんとやるぞおおお!
日替わり。特に鶴首ギャラクシー。銀河系を飛び越えて、宇宙感じたよね。

 

鶴首ギャラクシーとは

東京6月14日公演で突如出てきたあそび。楽屋で流行っていたらしい。


・「ちゃんとやるぞおおおお!!!鶴首ギャラクシーやるぞ一列に並べえ!!!」

雑賀を舞台上、自分のほうを向かせて一列に並べさせる。ちな、舞台上の7人中6人が客席にお尻を向けるという珍しい絵面に。
・「アーマは置いとけ、危ないから」

孫一のアーマを回収
・「つるくび~」「ギャラクシ~~!」

列に跳び蹴りかます鶴にい。なぎ倒される雑賀www

最年長鶴さんが一番楽しそうじゃんかwww

 


日替わりは、「いつも優しい鶴さんだと思うなよおおお!!!!」もよかった。激しい鶴さん待ってます。

 

 


もっと書きたいこと、たくさんあったのにほとんどが記憶・記録の彼方…。
鶴さんはソロ曲がない代わりに日替わりネタ2つもやってると思ってるので、DVDに日替わり映ってるといいなあ。

以上!思い出すこともあると思うのでその時はこの記事をまたちょくちょく更新します。
雑賀プレゼン大会割と本気でお待ちしてます。7人の魅力を私(前世界中に発信してほしい)に向けて語ってほしい。

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想 番外編【アーマロスの解消法】

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想番外編

 

 

東京楽がおわり、1週間がつらすぎてもう二度とこんなロスはしたくないと思いました。

なので大阪当日引き換え券を泣く泣く諦め、大阪遠征追加しなかった……正直ちょっと後悔してるけども!また増田や栩原さんが舞台に上がるときにそのお金は使います。。

これが噂のア―――――マロス🌈かあ、と思いました。

 

 

【アーマロスの解消法】2017.07.01

 

 

 

そんなアーマロスの私たち(と、あえて複数形にさせていただく)に残された道は何だろう??

……○ixivで「錆色のアーマ」と検索。小説作品はゼロ!!!( ;∀;)セヤナ

次に、(恥をしのんで書くけども、)「信長×光秀」で検索してみた。

そうしたら、他作品の2次が結構ある。

…他作品………。

いくら戦国ベースの話だったとしても、あのとんでもなく底なしの沼で有名な〇ASARAや〇双にいきなり手を出すのも…

戦国ものよくわからないしな……

あくまで「アーマ」をロスしてるんだよな……

私が読みたいのは「アーマ信長×アーマ光秀」なんであって「信長×光秀」ならなんでもいい訳じゃないんだよなあ……

……うーむ。

このロスは何で埋めよう……

たたき台になる原作漫画もアニメもないしなあ……

 

…なんかもとにしてた設定とかあったっけ?

 

……そういや、「史実に基づいた」云々だったな???

 

……もう、史実に当たるしかない。史実調べよ。

 

うん、そうなったら、予備知識ないからそこ含めちょっと勉強したいな。

うんうん、適度に史実に沿った創作があるじゃないか。

 

そう、歴史小説ってやつだああああ!!!!

 

 

↑私の中ではこんな思考回路があり歴史小説まで行きつきました。(最終目標はアーマ2次創作が見たいんです。でもないから…)

歴史小説は史料とか他作品の2次に比べ、逸話や人物の関係性を知ってる前提で話が進まず、現代人向けに説明を付け足してくれるのが初心者向けのメリットかと。文字多くて目がしばしばするけど。

読書の時間とかにどうでしょう。

朝活や通勤電車の読み物にもいいかもしれない。

 

 

 

私はアーマ観劇前時点での織田信長についての知識ほぼ皆無。

そんな私でも面白く読めた本を広めたい。そんな箸休めの番外編。

新しい本を読んだら、随時更新します。

 

 

 

明智光秀早乙女貢 広済堂出版, 1992.4

 

(「BOOK」データベースより)

築城学、軍学、故実式目、歌道、仏道を究めた知性人であった光秀と野獣性の信長との確執は宿命的なものだった。山崎の合戦後の従来の光秀像を覆した異色長篇。

 

ネタバレ(↓白文字反転)

有名な通説をストーリーに乗っかって見れる感じ。

光秀は頭がいい、身のこなしや躾がなってる、etc

信長はそんな光秀をからかい半分でいじめている。割とひどい。蘭丸もひどい。

中国大返し、山崎の乱で農民に刺された光秀は身がわりで、実は生きてるという話。

別人として生き延びる話なども含めて一番ベーシックだと思う。

 

 

『尻啖え孫市(上)(下)』司馬遼太郎 講談社, 1964.12

 

上巻(「BOOK」データベースより)

戦国最大の鉄砲集団・紀州雑賀衆を率いる雑賀孫市は、自らも鉄砲の名人にして、無類の女好き。そんな孫市が、なんと信長の妹君を見初めてしまった。仲を取り持つ骨を折った木下藤吉郎に請われ、織田勢の敦賀攻めに同道するのだが……。底抜けの楽天主義、傲岸さ、明るさを備えた奇男児を描く著者会心の長編。

 

下巻(「BOOK」データベースより)

「信長はわしをだました」。個性豊かな戦国武将のうちでも、ひときわ異彩を放つ雑賀孫市は、信長最強の敵である石山本願寺の侍大将を引き受けることになった。戦国の世を自由闊達に生き、木下藤吉郎との奇妙な友情を育みながらも、鉄砲の腕にもの言わせ、無敵の信長にみごと“尻啖(しりくら)わせた”痛快な漢(おとこ)の一生。

 

ネタバレ(↓白文字反転)

上巻に鶴首、蛍火がほんのちょっと出てくる。鶴蛍は織田方で戦うときに出てくるのよいと思った。余談で背景知識を結構得られる。冗談の種類がけっこう下品(笑)

下巻には顕如が出てくる。顕如に対しての説明がとにかくイケメン・とにかく味方につきたくなるみたいなカリスマ性ムンムンだったので、そんなキャラクター像を温めたい人にはいいかも。信長を追い詰める場面は息をのむ。ここぜひ舞台でもやってほしいよねええええ!!って思った。孫一結構若くして死ぬ。

 

 

☆『国盗り物語司馬遼太郎著 新潮社 1965-1966

読み途中につき、また更新します

 

 

 

 

 

ゼロから物を創るのは本当に難しい。だから「錆色のアーマ」制作陣の方々へ敬意をこめて。

お金がなければ、初見は図書館で借りて読めば十分と思うのです。気に入ったら文庫を買うなど。雑賀、いいな。。舞台で描かれていない空白の部分は、こうやって個人で埋めていき、次のコンテンツが出るまでそれぞれが自分の「錆色のアーマ」をあたためていくのも逆2.5次元のあり方ではないかなと思います。以上!

 

 

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想①光秀編【アーマ光秀のここが可愛い】

 

 

 

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想①光秀編

 

※多分に腐要素含みます。

信長×光秀ブロマンス視点

お気をつけあれ。
自分自身の各シーンの感想(ツッコミ)を並べただけです。閲覧は自己責任でお願いします。

「」=光秀セリフ 『』=他キャラ(主に信長顕如)セリフ
セリフは観劇後に自分がツイートしたもの

+手書き感想ノートから回収したものなので

うろ覚え+自分(織田主従フィルター)に都合のいい解釈をしている可能性あり
シーンの順番が前後している可能性あり←自信ない

 


☆初見、付喪神かなと。
というかパンフをチラ見した時点では蘭丸役だと思い込み…。
だって前髪あるんだぜ…武将と思わないだろ(新解釈でとても良かった)

アーマ観劇後に、このとき頭をよぎったお刀の持ち主の方を演じてたことを知ってフフってなった(速攻買った。かっこよかった。そちらも今後まとめたい)。

 

 


【アーマ光秀のここが可愛い】 2017.06.28

 

 

以下、息をするように信長→←光秀目線の入ったテンションで、主に光秀視点から観た錆色のアーマの感想進みます。すれちがいっていいよね。

オーケーそうですか?嫌な予感がした人はそっ閉じお願いします。

 

 

感想


☆登場シーン
「これから死ぬ賊に名乗る名前などないよ」
戦国武将が語尾に「よ」…物腰優しい。が、プライド高め。
殿による『光秀~~♪この明智光秀という男が~』という紹介が実はキャラ名の初出な気がする、確か。

 

 

☆松の枝
「やだなあ。外したら織田軍の名に傷がついちゃうじゃないですか」
そんな風に言いながらも絶対外さないみたいな冷静な目をしてるから、内心プライド高くてすごい自信家なんだろうなと思う。
鉄砲を受け取るときクイクイって手で指示するんだけど、視線は基本標的の松から外さずに手だけで指示するの、、わかりますかね…見た人はわかると思うんだけど、この僕が絶対外すわけないみたいなすっごい自信満々の笑顔してて…なんかすごい好き。DVDに映ってることを祈る。


「ほらー風も吹いてるし、難しーんですってば~っハッハッ
どや顔可愛いよ!!!高笑い似合いすぎるね!!!火縄の銃口をフッと吹く人初めて見た!!

 

 

「鉄砲をアーマと呼び、あの装備にあの腕前」「顕如はこの世の救世主であると!」
かまえて撃つフリした??手を合わせた??このへんかわいい
信長の前と、後の方の顕如と謁見するところとか孫一の牢に来るところとか足軽に命令するところとかでは態度違いすぎるから。いや、こういうところまじで光秀は裏表ある。この態度の違いがもともとの性格の悪さじゃなくて術による二重人格だとしたら…!(後述します。光秀に肩入れしすぎて穿った見方の感想かもしれない)

 

 

雑賀の里の下見
偵察に来てる光秀。ざっくり言うと光秀の動きは、セットの階段(雑賀の里の岩陰かな?)から顔を出して覗く、岩の上に上がる、手についた砂を払う、里の様子を見て満足そうにうなずく、そして最後に最上段からセット裏に飛び降りてはける。この飛び降りたときのコートの裾・ストール・高く結んだ毛先の美しさ。イラストなどでよく見かける水の中を落ちていく構図みたいな。本当に絵面がきれいだった雑賀衆の大曲なんだから雑賀を見ろよ!!)。
光秀に集中しすぎて他をよく見ていなかったせいで、雑賀の里は女装した人ばっかりの女日照りの村だと思ってたわ。雑賀の里のみんなごめんwwwアーマは神聖なものだから女は里に立ち入っちゃいけないのかな、とか変な方向でとらえてた(や、だってお菊ヒゲすごいし…)。さーせん。

 

 


信長様の雑賀の里見学旅行
『では質問を変えるっ』
光秀が指揮をして足軽衆に刀を抜かせる。指揮光秀いいね。


織田軍の鉄砲隊は控えに回ろう、って話ですよね」
前半の喋り方信長様の真似してた?かわいい

 

 

 

☆信長が雑賀を重用すると分かったシーン
やれやれ、殿はまた!って感じで頭を掻きながらついてくのいい。中間管理職の葛藤w
ていうか高い位置で髪を結ぶのは信長様とおソロ目指したの????? 信長様と並ぶとサラサラの髪を嬉しそうに揺らしてる可愛さが目立つけど 足軽を顎で使ってるときサッと揺れるの見るとプライド高そう見えるから~~~!

あと、なんで肩切れてるの?すごい細い紐で袖と身頃が繋がってるけど、紐の先とか結構長くて髪、コートの裾、ストールと合わせて動くたびにひらひら、ゆらゆら。可憐。。光秀のキャラデザした人に感謝しかない

 

 


☆戦のシーン
登場が「森~~」の文字と同じタイミングで信長と光秀がセンステ上段に浮き出てきてる感じで毎回ひっそり笑っちゃった。
あの横に広いアイアのステージの上で織田主従近い近い


「ハァ、ハァ、もダメ~~~」の歌の横で
進行方向の指示が鬼の形相なのに顔が可愛い。膝を折ってるのは馬に乗ってるの?


・戦のシーン続き
「なかなかですね」 なかなか早いなっはっはっはっ』
雑賀置き去りにしていちゃつくなw 信長様ご満悦のようで何よりです。


『聞けぇぇぇえええい』
信長様、孫一に髪の毛ばっさーかかってますよ!孫一びっくりしてますよ!
光秀はスンとしない!これが当たり前みたいな顔しない!笑

織田軍の日常を感じられる…。かわいいな。


『歯向かうものは、そのアギトを引きちぎれぇ!』
短刀信長様の黒扇子と同じ動きしてる。
あざとさとは違うんだけど、信長様に可愛いがられようとしてる感?懐に入りこもうと感?僕にご用命を!感がすごい。

 

 

☆孫一が信長を狙った後のシーン
「いかがいたしますか」(もちろんこの場で斬り捨てますよね?)
『牢へ閉じ込めておけ』
………はい」(殺さないんかい!!!)

間に動揺が見て取れる。ふつうなら「八つ裂きにされて鴨川に首をさらされてる」ところ。光秀の気持ちになってみると、この何とも言えないモヤモヤとした気持ちが分かる。

 

 


☆数珠坊戦
「ほのお~!まずいなこのままじゃ全滅するぞ」
単眼鏡をのぞいたときに、目と口が半開きで写真に写っちゃった時みたいな顔しててかわいい。


「上杉の…ケンちゃん?」バチンッ
すごいいたそう。血が出てないか二度見してる。痛そう。初見本当に音が出るくらいたたいたと思って、うちの増田が本気でブッたたいちゃってすいません;;悪気はないんです全力なだけなんです( ;∀;) みたいな気持ちになったのが懐かしい。。近くで見たときに音だけだったんだと気付いて安心。あったりまえか。あの黒扇子、孫一の背中すごいバチンッって叩くときも音つけてるのかな。
それはそうと、多分側近の中でもそこツッコんでいいポジションにいるの光秀だけよね??仲良い。

 

 


☆場転でサラとすれ違うシーン
サラと光秀はなんの絡みもないんだけど、信長の完璧さのほころび、ひいては信長と光秀のほころびキッカケな気がしてこのシーン好き。

 


『その眼に、光あれ~~~!』
…白昼堂々のセクハラ??これ見ていいやつ??ってくらいの罪悪感があった。
顕如パイセンやめなよ~。もともと大きい目をこぼれそうなくらい見開かせていやがってるじゃん~。かわいそうだよ~~(もっとやれ)。
…もっとやれはさすがにかわいそうだけど、光秀の演者さん苦悩キャラ好きかもしれないと思い始めた瞬間。自分の思い通りにならない感じの役が、あの可愛さ・無垢さ?みたいな演者の雰囲気に似合う気がする。この演者のもっと他のいろんなお芝居を見てみたいと思った。

これは余談だけど、演者さん(栩原楽人さん)のお名前の読み方難しくて初見じゃ読めず…。はねはら?がくと?さん??みたいな認識しかなく(申し訳ない)。。何公演目かで近くの席の人が栩原さんのファンの方でわいわい話しているのが耳に入って、東京公演終わるころには「楽くん(らっくん)」で行こうと思った次第。そうです、増田目当てで来て栩原さんという新しい沼を開拓してしまった。恐ろしきかな、光秀。


光秀shadowについては、滾りすぎにつき詳しくは別記事にて。

 

 

「お迎えに上がりました」
かわいい。帰宅した私のこともこうやって迎えてくれるみっちゃん欲しいよう。

 

 

「僕だってここに来るリスクはあるんだよ」
リスクってw 戦国武将がリスクってw いいのかw
孫一と話すときは、信長に対するドヤ笑顔?みたいな笑顔と全然違う笑い方してる。
話し方も全然違う。敬語はタメ口になるし、カタカナの若者言葉wも使うし。孫一よりは年上なんだろうけどわざと若い言葉使おうとしてる感が好きです。

 

 

「あれぇ~!?君のお仲間は誰も迎えに来ていないみたいだ

「強すぎる鉾は奪うより壊せってね」「他の奴ら同様、森に入ったら殺せ」

裏表の差、こわっ!www ていうか煽りスキルたっかwww

顕如術による人格の分裂が始まってるのかな??

信長を人間に(笑)してしまった孫一の前ではさらに抑えがきかなくなってる感がある。。

本能寺で信長と刀を合わせる場面での「マァごいちですよねぇええええ!!!」が孫一への嫉妬とか全て表している気がする。

 

 

 

☆信長の城にて(ほたるの回想)

鶴首の鳴き声日替わり「お前ら、もうすぐ来る頃かと思ってたよ」

ここ笑わずに言えるのすごい。

 

・「それじゃあ、お任せしちゃおっかなぁ!!!」
任せちゃうのかよwww アホの子みたいwww 意外すぎるwww

走り去った後に舞台袖でかっこよく刀を納めてる光秀そんな余裕かましてる場合じゃないw ここまでくるともはや愛しい。

というか顕如に操られ始めてからすごく素直というか、純粋ゆえの狂気みたいなものが感じられる。普通任せない。策士光秀でいられれば任せなかったろうに。その前に冷静であれば顕如につかないし。宗教、こわ。。

 

 

 

 

☆本能寺のはじめの方
敵は本能寺にありぃいいいい!!」
やたらイキイキしながら今日イチ(各回で一番スポットライト浴びるところだし)のオス声で吠えるところが好きです。


「その顔、化け物ですね」
言っちゃったwww 前の光秀なら言わなそうなのに、顕如に操られ始めてから純粋な狂気めいたものが見える。好き。


「信長の首を土産に戻れぇ!」
およそあの格好の人がいわなさそうなセリフ。かわいい。


「僕自ら信長の首をとる~~~!」
およそ一人称「僕」の人が言う内容じゃない。かわいい。


「時間の無駄だよっ
一番混乱しているとき素で「だよ」っていうのかわいい。ていうかホントに戦国武将??


「信長の伏兵かっ」
↑さっき自分で「さすが信長様、ご自分で伏兵をご用意してらっしゃるとは」って言ってたじゃないか。信長は伏兵ぐらい用意する…。2つの性格が混乱しちゃってるのかな。


「ずっとおんそばで見てましたからねえ!」
おんそば(゜-゜)かわいい

 

 

 

 

☆問題の「鍛え上げられた僕の親衛隊(??????)でも鬼にはひるみますか」
精鋭隊の聞き間違い?と思って何公演も神経研ぎ澄まして聞いてたけど絶対親衛隊って言ってた。
そっか、光秀パイセン親衛隊おるんか~(´・ω・`)エー?? そっかぁ~~(;´・ω・)ナットク
納得と混乱の波が交互にやってくる…。


  ※しんえいたい【親衛隊】 大辞林より
  ①㋐ 国家の元首などの身辺を護衛する軍隊。
   ㋑ ある人の周囲にいて、常にその人につきまとう一群の人。特に、芸能人の熱心なファン。
  ② ナチス親衛隊のこと。 →  SS


……………。



………。



これ本当に「親衛隊」だとしたらみっちゃんアイドル…。
自分のファンに自分の推しの命を狙わせる…。



(いや、わかるけども。①アの光秀の身辺警護の意味なんだよね、でも錆色のアーマの中では現代の言葉を現代の意味で普通に使うからさ、現代の意味で言うと親衛隊は上の①㋑熱心なファン の意味が強いよね…………いや、わかるんだけどもあの可愛いお顔で僕の親衛隊」パワーワード…)



考えれば考える程すごい。噛めば噛むほど味の出る、するめのようなキャラ…光秀。400年生きたっていう設定背負ってる一向俊聖より恐ろしいポテンシャルがあるぞ…。

 


 


☆決戦中盤
信長への愛憎の吐露大会みたいになってる…光秀…みっちゃん…きみ…すごいな
それに対しての信長『べらべらとよく喋る』 この塩対応嫌いじゃない


『~(顕如のセリフ)~』なにかと思えば、釈迦にな切れぬ死にぞこないがァ!』 信長ァ~~!(食い気味)」
なんか顕如のセリフっぽい。内面から操られ言わされているのかな。


「あなたも人間だった!僕と同じ人間だった!」
光秀、神を崇める考え方に触発されやすい感ある。
信仰の対象が信長阿弥陀如来になったような。

人じゃだめなのか……と言うか、後述するけど、あなたの上司はすごく包容力があって人間味のある考え方をする男だぞ…。完璧な信長様は熱き漢だぞ…。今まで気がつかなかったのか。。


「僕はかつての主君の頭蓋で酒を飲み、忠誠を誓ったんだ!!」
頭蓋の盃を干す光秀見た過ぎる。魔っすー信長のあのオーラは頭蓋で酒飲んでてもまあ、って納得するけど とっちー光秀が酒で満たされた頭蓋を持ってる絵面の強いられてる感じね、いや「信長様のお側に!」って自ら元主君への反逆心?を示した感あるけどね、絵面がね……イケナイわ。


「あなたは完璧じゃなくなった。他人と同じだ。そんな信長様はもう見たくない!」
↑「完璧じゃなくなった」のか、「完璧じゃなかった」のか、、なんて言ってたんだろう。どっちだったんだろう。


「来い信長~~~~!」 ア”ア”ア”光秀ェ~~~!』
このシーンは胸アツ!織田主従定点カメラしていて1番おおおお!!ってなるシーンかもしれない。

光秀が階段の高いところから信長を見下ろして言い放って、信長が駆け上がって追いかけるのよい。


「戯言を~~~!!」
刀を交えた状態で肩で相手をはじくの、体格差のせいでぜんぜん信長様の体の軸動いてないよ;;


安心してください、天は僕が」
履いてますもんね!ってちがう…。でも毎回ツッコんじゃう自分が残念で仕方ない。
「ご安心を!」とかになれば…真剣なシーンでつい笑いたくなっちゃうような…こんな悲劇は……(モニョモニョ)


『ならばこの馬鹿どもを成敗した後ゆっくり聞くとしよう』
パパァーーーーーー!!まるで子供のおいたを叱るお父さん!!
「馬鹿ども」…「敵」という捉え方じゃなくて、たまたま道を誤って「馬鹿しちゃった」みたいな、光秀の根の部分をまだ信じているような圧倒的包容力を感じる。


『まやかしの術にでもかかったか光秀ぇええ!!』
パパご名答!!

 

 


☆決戦終盤
このへんで紙吹雪が舞い始め、斬り合う合間に緊張感を保ったまま動きを止め相手の間合いを読む演者と、ひらひら動く紙吹雪との対比がとてもきれい。


「あなたのそばで見てきた天と僕の天、何が違う?」
これ、仮に光秀が信長を斃したとしても、これからの自分の人生を使って信長様が目指していた天を実現しようと尽力するってこと?自分で殺しておいて、その形見みたいに信長様の天を実現させようと奔走し続けるとしたらヤンデレすぎない?好きです。


『そうやって自分を偽り殺した先には、何もない』
光秀が自分を偽っていることを知っている=光秀の本質はフォロワーだということを見抜いていたのでは。ついて行きがいのある上司じゃないか。ぐぬぬ顕如め。


「信長っ」光秀、お前は俺の隣で、それでもなお自分の天を見ていればそれでよかった』「信長ぁ~!!!」
詳しくは別記事にまとめるが、この信長の一言で2つに分離した心が自分のからだに戻っていたように思う。


ノ ブ さ ん テ ニ ヌ す な の時間
メタいけど、決戦と敦盛の後ろで呼吸でおなか動いてるんだよな…。光秀に感情移入しすぎちゃって辛いときに、「あ、呼吸してる、生きてる、、」みたいな謎の安心感がある。光秀が好きすぎて死んでほしくない。。(階段跳び降りたり垂直跳びしたり、階段駆け上がってハケたと思ったら次の場面で逆サイドから現れたり、激しい殺陣お疲れ様です)(死んでからも階段で足で体重支えながら半分立ってなきゃいけないの大変そう)
…真面目に言うと、倒れている光秀の姿がとても美しい。ひらひら舞う紙吹雪が、目を閉じもう動かない光秀の亡骸に積もるさま、感涙必至。

 

『これは、光秀に、怒られるな…』
先の『お前は俺の隣で、それでもなお自分の天を見ていればそれでよかった』は信長の本心からでた言葉だったのだなぁと。というか、自分が死ぬということは自分に尽くしてくれていた光秀にとっての「光秀の天」も取れなくなることだからこそのセリフなのかも。責任感正義感がすごい。光秀、いい上司持ってる…。
信長、全編を通してドスの利いた低音(初日、増田ファンは全員ビックリしたと思う)だったのにこのセリフだけ信長はわりと少年声というか人間らしい(増田の素の声に近かった)印象がある。朦朧とした意識の中で出て来た走馬燈的なセリフという感じがする。

 

 



『もう戻らない日々を纏い』って良い歌詞よね…。
光秀が「信長様っ!」てオフマイクではっきり言いながら歩いて来るんだけど、そこでもう目頭が熱いのにそのあと跪くでしょ、で、信長様はフンっみたいな感じで目線を意図的に逸らす。この態度は『裏切りなど気にしないさ!!!』とつながっている感じがして、また関係が修復できるんじゃないかなって思った。ささいなことで喧嘩したけど、いつもみたいに笑顔でいればまたすぐ戻る、みたいな。熟年夫婦感。
けれど!!!信長がサラを失い、それを後ろで見ているだけの光秀。これ以降信長と光秀は2度と目が合わない。


本日の最大フォントでもう一回かくけど、


信長と光秀は2度と目が合わない。


光秀は顕如のほうを向き、信長のほうを振り返りそうになる自分を振り切って顕如の側につき、信長が顕如と数珠坊の間を通って光秀のすぐそばを通るときも目が合わないすぐ横を通るのに、絶対に目線が交わらないんだよ!!!これ、信長が不器用なりに助け舟を出した表現だったんじゃないかなあ。わざわざ顕如のほうに近づいたのも、光秀が帰りたいなら手を差し伸べられるように光秀の近くに行ったのではアーマの信長は言葉で語る感じじゃないから

 


RUSTED ARMORS
抜刀して舞ってくれるのがすごく2次元アイドルだった。みっちゃん輝いてる。
「天」が在りし日の光秀を表してくれていたとすれば、この曲はED曲みたいな、また次元の違うお芝居なのだなあと思った。キャラデザの段階での「光秀」像がいた気がする。

 

 

 

本編を書いて体力と時間が尽きまとめを書けませんでしたので、このひとことをもって本日の締めとしたいと思います。

 

「光秀はするめ。」

 

噛めば噛むほどなんとやら。

ここまで読んで下さりありがとうございました!以上!

光秀shadow編 信長編 つるほた編 雑賀編 顕如、また更新します!