錆色のアーマ 感想

2017.06.08- 舞台錆色のアーマについての感想を書きます。

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想 番外編【アーマロスの解消法】

なんでも許せる人向け錆色のアーマ感想番外編

 

 

東京楽がおわり、1週間がつらすぎてもう二度とこんなロスはしたくないと思いました。

なので大阪当日引き換え券を泣く泣く諦め、大阪遠征追加しなかった……正直ちょっと後悔してるけども!また増田や栩原さんが舞台に上がるときにそのお金は使います。。

これが噂のア―――――マロス🌈かあ、と思いました。

 

 

【アーマロスの解消法】2017.07.01

 

 

 

そんなアーマロスの私たち(と、あえて複数形にさせていただく)に残された道は何だろう??

……○ixivで「錆色のアーマ」と検索。小説作品はゼロ!!!( ;∀;)セヤナ

次に、(恥をしのんで書くけども、)「信長×光秀」で検索してみた。

そうしたら、他作品の2次が結構ある。

…他作品………。

いくら戦国ベースの話だったとしても、あのとんでもなく底なしの沼で有名な〇ASARAや〇双にいきなり手を出すのも…

戦国ものよくわからないしな……

あくまで「アーマ」をロスしてるんだよな……

私が読みたいのは「アーマ信長×アーマ光秀」なんであって「信長×光秀」ならなんでもいい訳じゃないんだよなあ……

……うーむ。

このロスは何で埋めよう……

たたき台になる原作漫画もアニメもないしなあ……

 

…なんかもとにしてた設定とかあったっけ?

 

……そういや、「史実に基づいた」云々だったな???

 

……もう、史実に当たるしかない。史実調べよ。

 

うん、そうなったら、予備知識ないからそこ含めちょっと勉強したいな。

うんうん、適度に史実に沿った創作があるじゃないか。

 

そう、歴史小説ってやつだああああ!!!!

 

 

↑私の中ではこんな思考回路があり歴史小説まで行きつきました。(最終目標はアーマ2次創作が見たいんです。でもないから…)

歴史小説は史料とか他作品の2次に比べ、逸話や人物の関係性を知ってる前提で話が進まず、現代人向けに説明を付け足してくれるのが初心者向けのメリットかと。文字多くて目がしばしばするけど。

読書の時間とかにどうでしょう。

朝活や通勤電車の読み物にもいいかもしれない。

 

 

 

私はアーマ観劇前時点での織田信長についての知識ほぼ皆無。

そんな私でも面白く読めた本を広めたい。そんな箸休めの番外編。

新しい本を読んだら、随時更新します。

 

 

 

明智光秀早乙女貢 広済堂出版, 1992.4

 

(「BOOK」データベースより)

築城学、軍学、故実式目、歌道、仏道を究めた知性人であった光秀と野獣性の信長との確執は宿命的なものだった。山崎の合戦後の従来の光秀像を覆した異色長篇。

 

ネタバレ(↓白文字反転)

有名な通説をストーリーに乗っかって見れる感じ。

光秀は頭がいい、身のこなしや躾がなってる、etc

信長はそんな光秀をからかい半分でいじめている。割とひどい。蘭丸もひどい。

中国大返し、山崎の乱で農民に刺された光秀は身がわりで、実は生きてるという話。

別人として生き延びる話なども含めて一番ベーシックだと思う。

 

 

『尻啖え孫市(上)(下)』司馬遼太郎 講談社, 1964.12

 

上巻(「BOOK」データベースより)

戦国最大の鉄砲集団・紀州雑賀衆を率いる雑賀孫市は、自らも鉄砲の名人にして、無類の女好き。そんな孫市が、なんと信長の妹君を見初めてしまった。仲を取り持つ骨を折った木下藤吉郎に請われ、織田勢の敦賀攻めに同道するのだが……。底抜けの楽天主義、傲岸さ、明るさを備えた奇男児を描く著者会心の長編。

 

下巻(「BOOK」データベースより)

「信長はわしをだました」。個性豊かな戦国武将のうちでも、ひときわ異彩を放つ雑賀孫市は、信長最強の敵である石山本願寺の侍大将を引き受けることになった。戦国の世を自由闊達に生き、木下藤吉郎との奇妙な友情を育みながらも、鉄砲の腕にもの言わせ、無敵の信長にみごと“尻啖(しりくら)わせた”痛快な漢(おとこ)の一生。

 

ネタバレ(↓白文字反転)

上巻に鶴首、蛍火がほんのちょっと出てくる。鶴蛍は織田方で戦うときに出てくるのよいと思った。余談で背景知識を結構得られる。冗談の種類がけっこう下品(笑)

下巻には顕如が出てくる。顕如に対しての説明がとにかくイケメン・とにかく味方につきたくなるみたいなカリスマ性ムンムンだったので、そんなキャラクター像を温めたい人にはいいかも。信長を追い詰める場面は息をのむ。ここぜひ舞台でもやってほしいよねええええ!!って思った。孫一結構若くして死ぬ。

 

 

☆『国盗り物語司馬遼太郎著 新潮社 1965-1966

読み途中につき、また更新します

 

 

 

 

 

ゼロから物を創るのは本当に難しい。だから「錆色のアーマ」制作陣の方々へ敬意をこめて。

お金がなければ、初見は図書館で借りて読めば十分と思うのです。気に入ったら文庫を買うなど。雑賀、いいな。。舞台で描かれていない空白の部分は、こうやって個人で埋めていき、次のコンテンツが出るまでそれぞれが自分の「錆色のアーマ」をあたためていくのも逆2.5次元のあり方ではないかなと思います。以上!